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片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)

このページでは、左右どちらかの椎間関節を切除する片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)について、手術の概要や特徴を紹介します。

低負担な片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)という手術の概要

神経圧迫の原因となっている腰椎に対して、左右どちらか一方の椎間関節だけを切除するのが片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)。別ページで紹介している腰椎後方椎体固定術(PLIF)は左右両側の椎間関節を切除する点に違いがあります。

手術は背中側から切開をして椎体にアプローチします。椎間板の片側を切除したら、ケージと呼ばれるパーツを打ち込んで、チタン製などのスクリューによって固定させます。このケージやスクリューも片側だけに使われるのがTLIFの特徴です。

このように、TLIFは手術箇所を最小化することもあり、出血もとても少なく傷口が小さくなります。手術後1~2日で歩けるようになり、10日から2週間程度で退院できるのが一般的です。

TLIFとPLIFのどちらを選ぶかは症状によって違ってきます。一般的に腰椎変性すべり症分離症変性側弯症などで矯正が必要な場合はPLIFが選択され、骨を温存しても十分安定化できる場合ならTLIFが選択されるといった傾向はあるようです。

片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)のメリット・デメリット

片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)のメリットは、腰椎後方椎体固定術(PLIF)と比べても片側だけの切除となるので、自分の骨を温存できる点。神経への負担も当然少なく、手術によるリスクも低くなる傾向があります。

ただし、似たような手術であってもTLIFはPLIFより手技としては難しいともいわれているので、実績の豊富な専門医がいる病院で手術を受ける必要があるでしょう。

なお、TLIFにしてもPLIFにしても後方からアプローチする手術で、神経を避けての施術となります。前方固定術(OLIF・XLIF)であれば神経に影響を与える可能性が小さいので、その点の不安があるのであれば前方固定術も視野に入れるといいかもしれません。

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