脊椎固定術の病院ガイドHOME » 脊椎固定術の術式について

脊椎固定術の術式について

このカテゴリーでは、背骨や腰の変形で悩んでいる人に、OLIF(前方侵入椎体固定術)やPLIF(腰椎後方椎体固定術)などの手術方法を紹介します。

脊椎固定術による腰椎疾患の治療方法を紹介

医学の進歩は一般人には馴染みがありませんが、腰椎外科の手術だけをピックアップしてみても、アプローチや用いられる技術・器具などが進化し、画期的な手術方法が生まれています。

新しいものほど切開箇所が小さく、出血や身体の切除なども少ない低侵襲な術式となっていて、患者としても身体の負担やリスクが小さいのはメリットといえるでしょう。

腰椎疾患に関する手術方法をいくつか調べてみました。詳細ページではそれぞれの手術方法の詳細を紹介していますが、ここではその概要をまとめておきます。

前方侵入椎体固定術(OLIF)

OLIFは身体の側方からアプローチする術式で、後方からアプローチする術式に比べて、患者への負担がより少ない低侵襲手術です。従来の手術方法よりも椎体に到達するまでのリスクを大きく回避でき、高度医療に取り組む病院でも採用されています。筋肉を切ったり骨を削る必要が無いため出血量が少なく、多くの場合は高齢の患者にも適用が可能です。

重度の変性側弯症を治療する際にも用いられることがあり、特に海外では豊富な実績があるのも魅力だといえるでしょう。特発性側彎症、腰椎分離すべり症、腰椎変性すべり症などの病気で用いられることも多いです。

費用に関しては1~3割の自己負担の場合は35~40万円ほどとなっており、自由診療だと130万円からを目安にしてみてください。

「前方侵入椎体固定術(OLIF)」についての詳細はこちら>>

経皮的椎体形成術(BKP)

骨折などによって潰れてしまった椎骨に医療用セメントを注入することで元の形状に近づけるよう修復する手術。脊椎骨折の中でも軽傷の場合に採用される術式で、2椎間以内の圧迫骨折であればBKPが適応となります。

適応されるかどうかについては医師の判断によります。手術時間は比較的短時間なのが魅力で、長期間の安静も必要としません。3割負担の場合の費用を確認してみると、数万~30万円ほどとなっているので1つの目安にしてみましょう。

例えば、愛知県の刈谷豊田総合病院の例を確認してみると、入院費込みの自己負担3割で36万円となるようです。

「経皮的椎体形成術(BKP)」についての詳細はこちら>>

腰椎椎弓切除術(MEL)

狭くなって神経を圧迫している脊椎管を拡げるために椎弓を切除する方式。OLIFのような前方固定術と比べると、背骨に密着する筋肉を剥がしたり、椎弓の切除をするため出血量が多くなります。

神経根型狭窄症に採用されることが多く、専用のナビゲーションシステムを使うことによって正確に患部を処置できる治療法です。手術時間は30分~1時間程度となっています。
費用については、入院費込みで100万円ほどとなっており、保険適用で3割負担になれば30~40万円程度が相場です。

「腰椎椎弓切除術(MEL)」についての詳細はこちら>>

腰椎後方椎体固定術(PLIF)

腰の後方から切開して神経を圧迫している患部の骨や靱帯を切除、その後に椎体固定用の器械で固定する方式です。少しとはいえ背骨の筋肉を剥がす必要があります。なお、治療は左右両方の椎間関節を切除します。

腰椎変性すべり症や分離症、変性側弯症といった病気を治療する際に選択されることが多い手術方法です。
手術時間は麻酔も含めると3~4時間程度と長めになっています。

費用は厚生中央病院で行う場合を確認してみると、3割負担の入院期間2~3週間で20~30万円ほどです。

「腰椎後方椎体間固定術(PLIF)」についての詳細はこちら>>

片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)

PLIFと基本的には同じような術式ですが、治療するのは左右どちらか一方の椎間関節のみとなります。骨を温存しても支障ない場合はTLIFが採用されます。

腰椎変性すべり症や分離症、変性側弯症といった症状では腰椎後方椎体固定術が用いられることが多いです。ですが、ここで骨を温存しても十分安定化できるどう判断された場合にはTLIFが選択される傾向があります。
費用は富山県の高岡整志会病院の例を確認してみると、入院日数が12日、後方椎体固定術、自己負担3割で48万円のようです。

「片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)」についての詳細はこちら>>

腰椎すべり症・腰椎圧迫骨折の手術や治療スケジュール

腰椎すべり症・腰椎圧迫骨折の手術を行うことになった場合、どのような内容の治療がどういったスケジュールで行われるのかについてご紹介しています。
腰痛外来を受診して検査を受けたら、手術の数日前に入院、手術後は1日後からリハビリを開始します。

一般的に10日後に退院となりますが、その後1~2週間で外来受診が必要です。

退院後はできるだけ安静にして過ごしましょう。特に腰にかかる負担が大きくならないように気をつけて過ごしてみてください。

「腰椎すべり症・腰椎圧迫骨折の手術や治療スケジュール」についての詳細はこちら>>

胸椎後方除圧固定術

胸椎後方除圧固定術による概要や流れ、どのような患者さんに向いているのかなどについてご紹介しています。
例えば、椎間板ヘルニア・後縦靱帯骨化症、化膿性脊椎炎・結核性脊椎炎といった症状により脊椎が圧迫されている場合など、他にもいくつか該当する症状があるので確認してみてくださいね。

また、固定術は複雑な手術ということもあり、合併症も起こりやすいとされています。

参考:[PDF]腰椎固定術の基礎と低侵襲手技の発展

そういった点についても押さえておきましょう。してはいけない姿勢や、コルセットを使用する祭の注意点などについてもまとめています。

「胸椎後方除圧固定術」についての詳細はこちら>>

脊椎固定術の実績あり!脊椎外科のおすすめ病院3選

脊椎外科の中でもどこを選択すればいいか悩んでいるのであれば、脊椎固定術の実績があるところから選んでみるのもおすすめです。

実績豊富な関東地方にある品川志匠会病院/新横浜スパインクリニック、東海地方にある江南厚生病院、関西地方にある関西医科大学附属滝井病院について掲載しています。それぞれの症例や特徴、実際に施術を受けた方からの口コミもご紹介しているので、実際にこちらの病院を検討する場合にも参考になるでしょう。

脊椎固定術の病院ガイドトップページはこちら>>

脊椎固定術で多くの実績を誇る地域別おすすめ病院
  • 関西地方
  • 関東地方
  • 東海地方
はじめて脊椎治療をされる方へ
ページの先頭へ