腰椎不安定症の治療法

このページでは、安定させるための対処など、腰椎不安定症の治療法や手術法について紹介します。

運動療法に注目!腰椎不安定症の手術以外の治療法

腰椎不安定症の保存療法としては、他の腰椎疾患と同様、痛みを緩和するための治療と安定化を図るための運動療法とがあります。

痛みを緩和させるのは鎮痛剤などによる薬物療法、低周波による電気療法、マッサージなど。

運動療法では多裂筋と腹横筋の筋力を高めることで腰椎が安定するようにします。多裂筋とは背骨周辺に付いている筋肉で、脊椎の側屈や伸展をする働きがあります。

腹横筋とは、一般的に腹筋としてイメージされる腹直筋の左右にある筋肉で、腹斜筋の下にあり腹筋群の中でももっとも内側にあるインナーマッスル。筋繊維は横方向に走っていて、ベルト状に締まることで腹部を引っ込めます。

これに加えて腹横筋とつながる胸腰筋膜をきちんと鍛えることがポイントとなります。

なお、運動は専門医などの指導を受けて、症状に応じた部位の筋力アップをする必要があります。もともと腰椎が不安定なわけですから、誤った運動をしてしまうと、かえって症状を悪化させてしまう危険もあるのです。

また、筋肉を刺激するという意味で、鍼灸治療で多裂筋に施術するという方法もあります。

腰椎不安定症の手術法とは

腰椎不安定症の手術が他の腰椎疾患と異なる点は神経の圧迫要因を取り除くだけではないということ。例えば、腰部脊柱管狭窄症なら神経を圧迫している骨を削る手術をしますが、腰椎不安定症の場合はそれだけだと腰椎は不安定なまま。

そこで、椎体間固定術では骨を移植したりスクリューを打ち込んで、椎間板の代わりに傷んだ椎間板の上下にある椎体と呼ばれる骨(背骨のピース)同士を一つの骨にしてしまうための器械である「ケージ」を入れることで、腰椎を安定させます。

これにより、椎間板が持っていた本来の高さに近い分だけ持ち上げて緩んだじん帯等により狭くなった神経の通りみちを広げること、更に椎体と椎体を一つの骨としてくっつけてしまうことで動かなくして痛みが発生しないようにすることができます。

なお、骨を移植した場合は安定した状態になるまで半年程度かかることがあります。また、脊柱管狭窄している場合は当該箇所の骨を削ることもあり、それが新たな不安定化になることもあるので、手術に際しては実績のある専門医にきちんとした診断を受けて、リスク要因なども含めて説明をもらってから判断するのがいいでしょう。

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