変性側弯症

このページでは、脊椎が曲がった状態の変性側弯症について、症状の特徴や原因などを紹介します。

初期は自覚しにくい変性側弯症という病気の概要

変性側弯症の定義としては、身体の正面から脊椎を見た時に10~30度以上曲がっている状態を意味します(診断基準は病院によって異なります)。

主に加齢等によって変形が生じる、高齢者の病気です。多くの場合、変形は徐々に進行していくので、普通に見て背骨が曲がっているのがわかるほどだと、かなり状態が悪くなっていることも考えられます。

変性側弯症の原因

変性側弯症は機能性側弯症と構築性側弯症とに分類されるので、それぞれに原因を確認してみましょう。

機能性側弯症の原因は外的要因によるもの。代表的なものは普段の姿勢の悪さです。他にも左右の脚の長さが違う人や、股関節の病気をすると骨盤が傾斜して側弯症になることがあります。腰椎椎間板ヘルニアの影響から脊椎が変形して側弯症を併発することもあります。

構築性側弯症の場合、大半が原因不明とされています。主な症例としては先天性、脳性小児マヒ、外傷性、神経疾患の合併症などが挙げられますが、脊椎自体が問題を抱えているため、病状の進行を防ぐのが難しく、姿勢を正すなどしても矯正できないとされています。

変性側弯症の症状

変性側弯症の初期段階では自覚症状がほとんどなく、日常生活の中で本人や周囲が気付くのは容易ではありません。成長期に側弯症になったからといって、それがすべて高度な変形に至るわけではなく、成長が終わるとそのまま特に支障もなく生活できるケースも多々あります。進行のしかたは個人差がかなり大きく、骨が未熟な段階で高度な側弯症が見られる場合だと、きちんとした治療を受ける必要があります。

自覚症状としては首や背中、腰などに痛みを感じるようになります。長時間座っていると背中が痛くなったり、疲労を感じやすくなる傾向もあります。外形的な兆候としては、左右の肩の高さがズレていたり、肩甲骨の位置や出っ張り方が左右で違ってきたり、ウエスト部分が身体の左右で非対照になるといった傾向が見られます。

なお、変形が大きな側弯症をそのままにしておくと、胸郭が変形してしまって肺にも悪影響を及ぼします。最悪の場合、肺や心臓の合併症になることもあるので、注意が必要です。

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