変性側弯症が再発したら

特に高齢の方に多く見られる症状である「変性側弯症」。

一度治療をして対策を取ったとしても、再発してしまうリスクが潜んでいます。変性側弯症の再発についてまとめました。

症状

発症時と似たような症状を感じている場合には注意しなければなりません。

例えば腰椎変性側弯症の場合、代表的な症状は腰痛です。普段から重いものを持ったり長時間の立ち仕事などが続く場合にはどうしても腰痛を発症しやすくなるので、それが腰椎変性側弯症によるものだと結びつけられない方もいるかもしれませんが、一度治療をした場合でも似たような症状があれば再発の可能性を疑ってみましょう。

状態が悪化すると歩行が困難になるケースも少なくありません。

代表的な症状は痛みです。曲がっている骨の辺りが痛くなるケースもあれば、神経が痛くなることもあり、自覚症状として感じやすいのはこの2つだといえるでしょう。痛みが発生したからといって必ずしも再発したとは限りませんが、何らかのトラブルが発生しているサインでもあるので、できるだけ早めに病院を受診してみてはどうでしょうか。

もしも再発していた場合、状況が悪化する前に治療に取り組んだ方が効果的とされているので、痛みを我慢して生活しないようにしましょう。そうこうしている間にどんどん症状が悪化し、大掛かりな手術をしなければならなくなってしまう可能性も出てきます。

予防策

予防するためには、普段から姿勢に注意して過ごすことが重要だといえるでしょう。先天性で発症してしまう構築性側弯症と呼ばれるものについては原因が不明なのですが、機能性側弯症と呼ばれるものに関しては姿勢の悪さが原因の一つとされているからです。

もしも初回発症時に医師から原因として姿勢の悪さを告げられた方の場合、普段の生活の中でそれを改善することができなければ再発のリスクは非常に高くなってきます。一日中正しい姿勢で過ごすのは非常に難しいことではありますが、自分の普段の姿勢を鏡に映してみるなどして、どのように改善していけば良いのか考えてみてはどうでしょうか。

身体の歪みを感じている場合、それを改善することも重要です。

治療

治療については、困難になるケースもあります。先天性のものを除いては高齢になってからこの症状を発症する方が多いのですが、再発する頃になると加齢の影響で骨がもろくなっていることが多いからです。年を取るにつれて骨がもろくなるのはなかなか防げませんが、こういった状況で手術をすることになるため、難易度が高くなってしまいます。

状態がそれほど悪くないのであればムリに手術をするのではなく、保存治療を行うのも1つの方法です。ただ、状態が悪化して痛みがひどいような場合は手術を検討することになるでしょう。

初診時79歳で再発の治療を受けた男性の例についてご紹介します。慢性的な腰痛を感じていた患者さんで治療して問題なく過ごしていましたが、電車で尻もちをついてしまったことをきっかけに痛みが再発し、治療をすることになったそうです。

再発時の治療としては除圧と固定を行ったとのこと。高齢の方ではありましたが、骨粗しょう症に対する治療自体は行わずに済んだそうです。その後は、良好な結果をたどっています。

具体的な治療内容については各ケースによって変わってくるので、医師とよく相談し、最適なものを選びましょう。

薬物治療で痛みをコントロールするケースもありますし、必ずしも手術が必要になるわけではありません。

参考:(PDF)標準治療と明日の医療を考える 誌上フォーラム(第9回):腰椎変性側弯症の外科治療)[PDF]

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