腰椎不安定症が再発した場合の事例と治療

腰椎不安定症

腰椎不安定症は、若年層から高齢者まで幅広く発症する可能性のある病気です。

慢性的な腰痛の原因としても知られていますが、一度腰椎不安定症になった場合、症状が良くなっても再発するのではないかと心配な人は多いのではないでしょうか。

同時に発症することも多い腰部脊柱管狭窄症とあわせて、再発の可能性や治療法をご紹介します。

腰椎不安定症は再発する?

腰椎不安定症は一度治療を受けて治ったように思えても、時間が経つにつれて再び症状が出現することがあります。

治療を受けても筋力が不足していて腰椎を安定させることができなかったり、治療を受けた箇所とは別の箇所が不安定になったりすることもあります。

腰椎不安定症は、腰部脊柱管狭窄症と合わせて発症することも多い病気です。特に腰椎が不安定になることで、腰椎の中の脊柱管の神経を骨が圧迫するようになると、腰部脊柱管狭窄症と診断されることがあります。

手術を受けたのに再発した事例も

腰椎不安定症や腰部脊柱管狭窄症の症状が重篤な場合は、手術による治療が行われることがあります。しかし、手術を受けたからといって油断は禁物です。

手術を受けて一度は痛みや痺れが取り除かれても、時間をおいて新たな症状が出現したり、今まで症状が出現したことがなかった箇所が痛み出したりすることがあります。

術後、今までになかった痛みやしびれなどの症状が出現した場合は、手術から時間が経っていても手術を受けた医療機関で相談してみるのがおすすめです。

腰椎不安定症が再発する原因は?

腰椎不安定症が再発する原因は人によって様々ですが、腰部脊柱管狭窄症を伴う場合は腰椎の再狭窄が最も多い原因なのではないかと推測されています。

実際に腰部脊柱管狭窄症と診断され、手術的加療を受けた人たちの治療経過を3年から5年ほどデータを取って統計としてまとめたところ、144例中12例が再発による再手術を必要とし、そのうち8例は再狭窄が原因であったというデータがあります。[1]

手術を受けた後の再発率は決して高くはありませんが、手術を受けた後もしばらくは油断しないで経過を観察することも大切です。

[1]参考:西日本整形・災害外科学会『(PDF)腰部脊柱管狭窄症の手術成績』

再発したらどのように治療する?

腰椎不安定症や腰部脊柱管狭窄症が再発した場合の治療方法は、状況によって異なります。再手術となる場合もあれば、体に負担の少ない内視鏡手術や、不足している筋力を補うための理学療法などで改善する場合もあります。

いずれの場合も医療保険の適用となる治療がほとんどなので、自己負担となる医療費も比較的少なく治療を進めることが出来るでしょう。

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