腰椎椎間板症が再発した事例や原因を解説

腰部椎間板ヘルニア

腰椎椎間板症は、腰部椎間板ヘルニアという名前でも広く知られている病気です。世代を問わず広く発症し、慢性的な腰痛や下肢痛の原因としても知られています。

今回は、そんな腰椎椎間板症の再発事例やその原因について解説します。

手術後に腰椎椎間板症が再発する確率や再発事例

腰椎椎間板症の治療のために手術を受けた場合、治療後5年以内の再発率は4~15%程度と推測されています。また、岡山労災病院の論文によると、腰椎椎間板症の初回の手術を実施した271例中、再手術が必要となった例は16例、確率にして5.9%という数値でした。[1]

数字だけを見れば高い確率には思えないかもしれませんが、再発する可能性はあるのです。

あるケースでは、手術を受けて痛みが軽減し職場にも復帰したものの、手術からおよそ3年後に突然腰痛と下肢痛が再発し、医療機関を受診したところ腰椎椎間板症が再発しているとの診断でした。

腰椎椎間板症の手術後の再発率は高いものではありませんが、日ごろから気を配っておくに越したことはありません。腰椎椎間板症の手術後の再発率の発生についての統計データを取った岡山労災病院の論文によると、手術を受けてから症状が再発するまでの平均年数は3年6ヵ月という結果となりました。[1]

手術を受けて一度は症状が軽快したように思えても、手術後3年から4年は症状が再発することがあるので注意が必要です。

[1]参考:西日本整形・災害外科学会『(PDF)腰部椎間板ヘルニア再発例の検討』

腰椎椎間板症が再発する原因の特定は難しい

腰椎椎間板症の再発の原因は症状やケースごとに異なるので、再発の原因となるものの特定は難しいようです。釣りやハイキングなどのレジャーで無理な体勢を取ってしまったり、大きな負荷をかけるような運動をしたりしたことで再発したケースもありますが、特に原因となるような行動は思い至らないというケースの方が多いようです。

岡山労災病院の論文によると、再発箇所は以前治療を受けた椎間板と同一のレベルでの再発であることが多く、再発した場合でも再手術が必要となるほど重症化する確率はそう高くありません。

ただ、腰部椎間板症の手術を受けた後に下肢や腰にしびれや痛みなどの症状が出現したときは、まず再発を疑って医療機関を受診することが大切です。

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