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脊椎固定術の入院期間

経皮的椎体形成術(BKP)の手術と入院期間

経皮的椎体形成術(BKP)の手術は、骨折部分の両サイドを5mmほど切開し、そこから丈夫な風船を差し込んで膨らませる術式です。潰された骨が膨らんだ風船によって持ち上げられ、その空間に骨セメントを流し込み固定します。入院期間は約7日。個人差や症状差にもよりますが、なかには日帰りでの手術が可能な病院もなかにはあるようです。しかし、通常は数日の入院は見込んでおいてください。出血もほとんどなく、痛みも早く引くため、比較的早く退院できる点がメリットでしょう。
 

腰椎椎弓切除術の手術と入院期間

腰椎椎弓切除術の手術は、手術用顕微鏡を用いて神経を圧迫している椎弓の一部を削り取る術式です。背中側を3~4cmほど切開し、骨のまわりにつている筋肉を剥離したうえで椎弓を切除します。入院期間は早ければ10日、標準的にはおよそ15日から20日程度。術後はベッドで安静となりますが、翌日にはコルセット着用で歩行が可能です。コルセットは約1か月着用し続けるうえ、脊椎固定術のなかでは入院期間の長いほうの術式なので、相応の治療スケジュールを組む必要があります。
 

腰椎後方椎体間固定術(PLIF)の手術と入院期間

腰椎後方椎体間固定術(PLIF)の手術は、腰部中央を6~10mmほど縦に切開し、医療用金属(ペディクルスクリュー)で内部を固定する術式です。入院期間は10日から14日ほど。X線透視装置を使って極力切開面積を抑える手術であるため、からだへの負担も少なく、低侵襲なのがPLIFのメリットでしょう。一般的に、手術後の経過に問題がなければコルセットをしたうえで、2日後には歩行をはじめられます。ただし、金属を体内に挿入して固定することから、金属アレルギーのある人はあらかじめ手術を受けられるかどうか慎重に検査してください。
 

片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)の手術と入院期間

片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)の手術は、患部の片側だけを切開して椎体間を固定する術式。両側を切開するPLIFに比べ、からだへの負担がより少ないことが特徴となっています。コルセットやビプスを着用すれば、手術の次の日から歩行することも可能です。入院期間はおよそ3週間ですが、術後は最低でも1か月は安静が求められるため無理は禁物。早ければ、デスクワークなら術後1か月~1か月半、軽作業なら2か月~くらいで仕事復帰できます。
 

前方侵入椎体固定術(OLIF)の手術と入院期間

前方進入椎体固定術(OLIF)の手術は、大腰筋内を経由せずに脊椎前方へ骨を移植し、脊椎固定する術式。大腰筋に直接触れないため神経叢へダメージを与えることがなく、下肢神経障害など術後の後遺症が少ないことで注目されている脊椎固定術です。日本国内では高度医療を取りあつかう一部医療機関に導入されているのみで、標準的な入院期間について症例数が多いわけではありませんが、2週間程度が目安となるでしょう。また、術後は患部に硬性コルセットを3か月ほど着用し、腰椎を保護する必要があります。
 
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