脊椎固定術の術後のリハビリ

経皮的椎体形成術(BKP)のリハビリと期間

経皮的椎体形成術(BKP)のリハビリ期間は個人差があり、一概にはいえません。基本的には手術の次の日から起き上がりや寝返り、自立歩行もできるようになります。筋肉の低下が著しいようであれば、痛みがなくなったり軽くなったりしたあと、状況に応じてリハビリ・保存療法などで回復を目指すのが一般的です。経皮的椎体形成術は痛みの軽減に対して即効性の高い治療法なので、その場合もスムースにリハビリへ移行することができるでしょう。
 

腰椎椎弓切除術のリハビリと期間

腰椎椎弓切除術は術後翌日~3日後くらいから、理学療法士の指導のもとリハビリをスタートします。はじめはベッドでの起き上がり・立ち上がり練習などで様子をみながら、徐々に歩行器や平行棒などを使った歩行リハビリへ移行。退院後も必要に応じてストレッチや筋力トレーニング、自転車(エルゴメーター)などで、通常歩行に復帰できるようリハビリしていきます。入院中はほぼ毎日リハビリにあてられるため、リハビリ期間=入院期間と考えていいかもしれません。したがって、通常のリハビリ期間は10日~20日程度が目安となるでしょう。
 

腰椎後方椎体間固定術(PLIF)のリハビリと期間

腰椎後方椎体間固定術(PLIF)のリハビリも、腰椎椎弓切除術と同様に入院中=リハビリといえます。つまり、標準的な腰椎後方椎体間固定術の入院期間である、10日~14日程度がリハビリ期間といえるでしょう。もちろん、症状や術後の回復具合、個人差などがあり、この限りではありません。高齢者で回復が遅ければ退院までに4週間ほどかかるケースも珍しくなく、治癒力や回復力の衰えている方は、ある程度の入院・リハビリ期間を見込んでいたほうがいいかもしれません。
 

片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)のリハビリと期間

片側進入腰椎後方椎体間固定術(TLIF)は、従来の脊椎固定術よりも剥がす筋肉の量が少なく、出血量も少ないためからだへのダメージ・負担が軽いのが特徴です。そのため早ければ術後1日目から歩行することもでき、10日から14日で退院となります。術後はベッド上での安静が基本。入院中のリハビリは必要に応じて指導されますが、退院後は骨が完全に癒着するまでの間はコルセットの着用が必須です(約5~6か月)。
 

前方侵入椎体固定術(OLIF)のリハビリと期間

前方進入椎体固定術(OLIF)は、術後1~3週間後から歩行が可能となります。通常、リハビリは術後2日目から開始し、退院まで続けられます。退院後は自宅、もしくはリハビリ病院へ転院してリハビリを継続。術後4週間後に外来受診で回復具合をチェックし、リハビリの継続有無についての指導をうけるのが一般的なケースです。とはいっても、日本国内ではまだ施術可能な医療機関が少なく、前方進入椎体固定術のリハビリフォロー体制が整っているとはいいがたい状況であるのも事実。今後の症例増、リハビリ体制の完備が待たれます。
 

 

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